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倶楽部報(2016年秋号)

秋季シーズンに向けて

野球部監督 大久保 秀昭(平成4年卒 桐蔭学園高)

2016年09月9日

野球部監督 大久保 秀昭

平素より三田倶楽部員の皆様には大変お世話になっております。ありがとうございます。

今夏はリオ五輪で盛り上がり様々なスポーツから夢と感動を沢山頂きました。その中に野球は含まれていませんでしたが、四年後の東京五輪では復活することが決まりました。五輪だけではありませんが、スポーツは人々を豊かにし様々な可能性を持つということを改めて感じる日々です。

そして、塾野球部も六大学野球で応援して頂いている皆様に優勝という形で夢と感動を届けることができたらと強く思っています。

春季リーグ戦は四位という悔しい結果となりました。課題を克服すべくリーグ戦終了後から加藤拓也以外の投手力の強化を第一に、193人の部員の一体感をどうやって構築していくかということを思慮し野手全体のレベルアップに励んでいます。

秋のリーグ戦では二戦目の投手候補として小原大樹、清水洋二郎の経験者以外に成長著しい髙橋佑樹、岡野の一年生左腕コンビや将来的には二刀流の可能性もある髙橋亮吾あたりに期待しています。先発完投というよりは継投をと考えている中で、力強い球を投げる菊地が機能してくれると勝利が見えてくると考えています。

野手では塾野球部史上初めて一年生で春季リーグ戦のベストナインを獲得した柳町が指の骨折で出遅れてしまうアクシデントがありましたが、代わりに俊足巧打の河合が出てきて、主将の重田も期待を持てるのではないかという状態に見えます。沓掛、山口、山本瑛大、岩見と長打力が魅力の慶應ではありますが、他大学のエース級攻略のためにも何をすべきかを考え、日頃から長所は消さず繋ぎの意識の徹底、攻撃でも守備でも場面ごとの意思の疎通や役割の確認を全体で共有できるようにしています。

最後に、四年生にとってはラストシーズンですので最高の形で送り出してあげたいと思います。秋季リーグ戦も御声援宜しくお願いします。

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