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倶楽部報(2019年秋季リーグ戦優勝特別号)

主将インタビュー

野球部主将 郡司 裕也(環境情報学部4年 仙台育英高)

2019年11月16日

野球部監督 大久保 秀昭
郡司主将への一問一答!

−−−−優勝を決めて、いまのお気持ちを教えてください。
今年は昨年の秋に3連覇を逃したところで新チームが始まりました。この一年、その悔しさが心のどこかに引っかかりながら一年間を過ごしてきました。最後の早稲田とのカードも、全勝優勝・完全優勝がかかってはいましたが、チームとしてはいつもどおりのことをやろうという気持ちで試合に臨みました。慶早戦でまず一戦勝って優勝を決められたことは良かったです。

ただ、勝点を取れなかったのは優勝しても悔しかったです。他に負けても早稲田には勝ちたいと思うぐらいの相手です。慶早戦の難しさというか…。3戦目の最後、サヨナラで負けたときにはショックで膝から崩れ落ちてしまいました。


−−−−リーグ戦開幕前はどのような気持ちだったのでしょうか?
今となっては9連勝で優勝することができましたが、当初はそんな気持ちはさらさらありませんでした。むしろ、どうにかギリギリで1戦負けても3戦目で勝って、厳しい試合を乗り切ってなんとか勝点をもぎ取ろうという意識だったと思います。ギリギリの戦いを制していこうと臨んだシーズンでした。

リーグ戦前は順風満帆というわけでは全然なくて、特に投手がどうなるかは全然決まっていませんでした。1戦目は髙橋佑樹投手(4年環境情報学部・川越東高)で固まっていましたが、2戦目を誰にするかは決まっていませんでした。そんな中で、夏の間好調だった森田晃介投手(2年商学部・慶應高)がいい意味で期待を裏切り、素晴らしいピッチングを見せてくれたと思います。


−−−−9連勝という負けのない中でのリーグ戦でした。どういう心境でしたか?
うまくいき過ぎて怖いな、という感覚でした。勢い任せにはならずに、逆に相手が冒してしまったミスなどを振り返りながら、「自分たちがこれをやったら負けるんだな」ということを練習の中で自分たちが意識できていたのがよかったのだと思います。


−−−−優勝して、主将としてよかったと思ったことは?
優勝すると全てが報われる感覚になります。特に、チームの裏方として支えてくれた選手たちが「やってよかったな」と思ってくれることにつながると思います。プレーヤーとしての恩返しにもなります。そこの感覚が一番よかったなと思います。


−−−−チームの主将として、また、個人として、大久保監督からの指導で印象的だったことは?
チームの主将としては、野球というよりも組織の面で教えられたことが大きいのではないかと思います。部員が約170人居ますが、監督はその一人ひとりに寄り添って、役割を与えてくれています。部員数が多いのは弊害もありますが、監督はそこをプラスに変えたのだと思います。僕が在籍した4年間でもメンバー外の選手の姿勢が大きく変わったと思います。たとえば、データ班が夜中寝ずにデータを見てくれたり、選手の可能性があったスタッフを務めてくれたり。4年生がバッティングキャッチャーを3時間連続で務めてくれているのには感謝の念しかありません。そのおかげで自分は野球の方のリーダーとして集中させてもらった。チームをそうした雰囲気にしてくれたのも、監督のおかげかなと思います。

監督も経験してきた捕手として、個人的に一番教えて頂いたのは、「捕手が試合の中では監督だ」ということです。監督には「捕手のサインひとつで試合が変わってしまう気持ちでサインを出せ」、「目先の一点にとらわれるな」と常々指導頂きました。試合を長い目で見て、目の前のバッターだけではなくて試合をトータルで見る視点を養って頂いたと思います。


−−−−神宮大会での日本一に向けての抱負を教えてください。
慶早戦3戦目で味わった悔しさ。あれで引退だったら、ただ悔しいという思いだけが残っていたと思います。幸いにも優勝して明治神宮大会が残っているので、選手全員、モチベーションは神宮大会に向いています。このチームではずっと「自分たちの目標は日本一だ」と口に出してきて、ブレずにその目標に向かってやってきて、今回その権利を得ることができました。変に背伸びせずに、普段通りにできたらなと思っています。


−−−−チームの「普段通り」とは?チームが勝つイメージはどんなものでしょうか?
キーワードとしては「負けない野球」です。これは大久保監督が常々おっしゃってきたことでした。打てない時があったとしても、点を取られなければ負けません。守備のミスをゼロにして、バッテリーを中心に守って粘り勝つ野球です。


−−−−最後に三田倶楽部員へのメッセージをお願いします。
日頃からご支援を頂きありがとうございます。そして、リーグ戦を通じて、特に慶早戦では沢山のOB・OGの方々が応援をして下さいました。日本一になれるチャンスがやっと到来しました。大久保監督も最後のシーズンになりますし、日本一になって、監督・OB・OGの方々への恩返しをしたいと思います。

(聞き手 広報委員 林 健太郎)

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